腎性高血圧について
腎性高血圧について
【原因】
腎性高血圧は、おもに腎炎と腎孟腎炎を原因として起こります。
腎炎は腎臓の一番小さい単位で血液のろ過をおこなう糸球体が
炎症を起こしてしまい、尿を作る機能が低下してしまう病気です。
糸球体に炎症が起こるのを糸球体腎炎といいますが、
急性糸球体腎炎は溶連菌感染のあとの一種のアレルギー反応として
生じますが、不幸にも慢性化した場合には慢性腎炎とよびます。
【症状】
急性期はむくみ、尿量減少、たんぱく尿、血尿が出ることもあります。
慢性期になると血圧が上昇して、高血圧を呈するようになります。
これが、腎性高血圧です。
そのほかにたんぱく尿、血尿、尿沈査異常などで発見されます。
【検査】
尿検査でのたんぱく尿、血尿、尿沈査異常などが発見の
きっかけとなります。
【治療】
減塩、たんぱく質摂取制限と利尿薬を中心とした高血圧の厳重な管理が
主体です。
食塩は5g/日とし、たんぱく質摂取は0.7g/kg理想体重/日未満。
同時に十分なエネルギー摂取(30から35kca1/理想体重)をおこないます。
降圧目標値は高度なたんぱく尿を有する患者では、125/75mmHgを目標とします。
高度に進行すると人工透析がおこなわれます。